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百病の長「風邪」にご用心 その1

カテゴリ: 東洋医学の魅力 作成日:2017年10月20日(金)

こんにちは!

十条銀座「誠真堂鍼灸院」院長の東です。

 

最近、周囲で咳や鼻水で苦しそうな方、
結構多くみられますよね。

そう、この激しい寒暖の差が影響してか、
風邪をひいている方が多くいらっしゃるようです。

 

実は、私自身、先週風邪を引いてしまいました。
鍼灸師になって、初めて引いた風邪、

ちょっと苦しかったです。
お灸の煙で咳が出てしまいますし、

マスクが欠かせない一週間でした。

 

ところで、「風邪」って皆さん「かぜ」と読みますよね。

これを中医学では、「ふうじゃ」と読みます。
「風の邪気」ということです。

 

中医学では、季節ごとに猛威を振るう「邪気」が

あるとされています。
例えば、「燥邪(そうじゃ)」は乾燥した秋に猛威を振るい、

「暑邪(しょじゃ)」は暑い夏に猛威を振るいます。

 

そして、今回のテーマである「風邪(ふうじゃ)」は、
春に盛んになると言われています。

春になると「春一番」と呼ばれる強い風が吹きますよね。

 

でも、この「風邪」は「百病の長」という

不名誉な別名もあるんです。


「暑邪」は暑い夏、「燥邪」は秋、

「寒邪(かんじゃ)」は冬にしか身体を侵しませんが、
「風邪」は季節に関係なく私たちの身体を襲うからです。
夏でも秋でも冬でも、風は吹きますよね。

 

さらに、この「風邪(ふうじゃ)」、

もっと困った性質を持っています。
それこそが、「百病の長」と言われる所以となっています。

 

これは、次回お話しますね。

 

ちなみに、皆さんがよく使う「風邪(かぜ)」は、

「感冒(かんぼう)」というのが本名です。
よく、「感冒薬(かんぼうやく)」なんて薬を

CMでやっていますよね。
あれは、要するに「風邪薬(かぜぐすり)」です。

 

今後も寒暖の差が激しい日々が続くでしょう。

感冒にかからぬよう、ご注意くださいね。