営業時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | 祝 |
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11:00~19:00 | ― | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ― | ○ |
※土曜日は10:00から営業いたします。
※月曜日が祝日の場合は、お休みとさせていただきます。
※上記営業時間外でもご予約をお受けいたします。お気軽にご相談ください。
東京都北区十条の鍼灸院。30代以上の女性から人気があり、女性特有の悩みや腰痛、肩こりを改善しています。病気ではないのになんとなく調子が悪い、そんなお悩みがございましたらご相談ください。
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2018.12.04
こんにちは!
十条銀座「誠真堂鍼灸院」院長の東です。
今日は、鍼灸の起源について、
少しお話ししようと思います。
鍼灸という治療技術が生まれた、その「原点」です。
鍼灸は、前漢時代(紀元前206~8年)に編纂された
「黄帝内経(こうていだいけい)霊枢(れいすう)」
という書物に、その治療法が詳しく記載されています。
前漢時代とは、あの「漢の太祖」として知られる
劉邦の時代です。
2000年以上も前に、鍼灸の治療技術が
確立されていたとは、本当に驚きです。
その技術は今もなお進化し、現代人の体質に合った
鍼灸治療法が確立されています。
今日は、その鍼灸治療のバイブルともいえる
医学書「黄帝内経<霊枢>」の
冒頭文を紹介しようと思います。
「黄帝内経」は、黄帝と呼ばれる古代の伝説上の王と
伝説上の有名な医家である岐伯(きはく)が
問答をするかたちで書かれている、
中国最古の医学書です。
では、以下冒頭文です。
『黄帝が岐伯に質問していう。
私は万民を我が子の様に慈しみ、衣食と平安を保証し、
その為に租税を徴収している。
しかし、その人民が天寿を全うしないで生涯を終わり、
病気にかかることを可哀そうに思っている。
私は、病気を治すのに、苦い薬を飲んだり、
おできの治療に石で作ったメスで切開する様な、
苦痛をともなう治療法を使わないようにしたい。
そこで、細くて小さい鍼によって経脈の流通を良くし、
血液や神経の機能がバランスを失わない様に調節し、
その機能状況が反映される場所であるツボを
適切に運営したいと思う。
そして、この優れた方法を後世に伝えたい。』
~「黄帝内経霊枢訳注 第一巻」 医道の日本社 家本誠一 訳(一部改変)~
つまり、鍼灸の起源は「慈しみの心」だということです。
時代は変わっても、鍼灸師にとって最も大切なのは
「患者さんを思いやる心」…。
2000年以上前の医学書には、
変わることのない真理が書いてあります。
誠真堂鍼灸院 東洋史
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